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1999-06-23 ArtNo.19561
◆<印度>PVCの高値安定持続、RILに最大の恩恵?
【ニューデリー】過去数ヶ月間に急騰したポリ塩化ビニール(PVC)は、今後暫く高値が持続する見通しだ。
PVC価格は今年1月のトン当たり2万4000ルピーから現在の3万6860ルピーに53.60%アップした。こうした国内価格の上昇は国際価格の上昇に連動したもので、US Gulfのトン当たり輸出価格(FOB)は410米ドルから425米ドルに上昇している。
PVC原料のエチレンがEquistar、Mobil、Union Carbideのプラント故障で、供給不足に陥り、200%も値上がりしたこと、アジア諸国の景気復調に伴う需要の増加、韓国と日本のPVCプラントの故障等、複数の要因の同時発生が、PVCの値上がりを招いたものと見られる。
Equistarのプラントは既に稼働したものの、他のプラントの休止が予定されており、アジア諸国の一層の需要拡大も見込まれることから、PVC価格は短期的に高値を維持する見通しだ。
こうした中で、リライアンス・インダストリーズLtd(RIL)は総合石油化学企業として原料も自給できることから、値上がりの恩恵を最も享受できる見通しだ。これに比してIndian Petrochemical Corporation Ltd(IPCL)やChemplastは原料を輸入に依存していることから、さしたる利益は得られないものと見られる。(THBL:6/21)
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