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1999-06-22 ArtNo.19546
◆<印度>NTPC発電事業へのガス供給計画座礁
【ニューデリー】ナショナル・サーマル・パワー・コーポレーション(NTPC)とGujarat Pipavav LNG (GPLNG)の覚書交換は、GPLNGに50%出資するはずだったブリティッシュ・ガスが依然として覚書に調印していないことから、立ち往生している。
NTPCはGPLNGとの覚書交換を2カ月延期することに同意、この間にGPLNGはブリティシュ・ガスに代わるパートナーを見つけることになるもようだ。
関係覚書の下、GPLNGはNTPCがインド西部のKawasとGandharに設ける650MW(メガワット)の発電所に液化天然ガス(LNG)を供給、NTPCは同プロジェクトにそれ自身26%出資することが求められていた。
ブリティッシュ・ガスは出資に当たり、最低コスト条項の抹消、合弁会社への出資を条件にNTPCのプロジェクトへの参加を認めると言う条件をつけたが、NTPCはこれらの条件を拒否した。こうした中で、シェルが同プロジェクトに関心を表明しているとされる。
NTPCは発電施設の3000MW拡張計画に当たり、燃料供給の国際入札を計画したが、クマラマンガラム電力相が今年2月に行った勧告を受け入れ、ペトロネットLNG Ltd及びGPLNGからガスの供給を受ける方向で、2社と協議する方針を決めていた。
GPLNGはSea King Engineers Ltdとブリティッシュ・ガスの合弁会社で、同社とペトロネットLNGは昨年12月に、NTPCの発電施設拡張計画に対する燃料供給案を電力省に提出していた。(THBL:6/19)
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