1999-06-22 ArtNo.19538
◆<馬>BFグッドリッチ、製造施設の建設開始
【クアラルンプル】BFグッドリッチ・パフォーマンス・マテリアルズ(BFGPM)はヌグリ・スンビラン州Senawangの4万平方フィートの土地におけるスタティック・コントロール・ポリマーの製造/アプリケーション研究支援施設の建設を開始した。
BFGoodrich Performance Materials (M) Sdn BhdのSteven Aroki取締役によると、新施設はアジア市場を対象にしたもので、第1期工事のコストは3500万~4000万Mドル、2000年第2四半期の稼働が目指される。
新工場が完成すれば、BFGPMは、新世代Stat-Rite polymer alloyに対する需要の増加に応じられる。スタットライト・ポリマー・アロイは電子産業/半導体/ディスク・ドライブ/クリーンルーム領域における部品/包装/マテリアル・ハンドリング機器等、無塵/定位制御が求められるデリケートなアプリケーションに用いられる。新工場では、当面スタットライト・サーモプラスチック原料やハイテク・ポリマー・アロイ・シートが生産される。
これらの原料には、BFGPMが特許権を有するディサペイティブ・ポリマーあるいはコンダクティブ・カーボン・ファイバーとポリオレフィン/スチレン・ポリマーもしくはエンジニアリング・サーモプラスチックのコンビネーションが含まれる。新工場は同社の世界的な拡張計画の重要な一環を成す。
アジア太平洋BFグッドリッチ(パフォーマンス・マテリアルズ)のTimothy Madden取締役によると、定位制御ポリマーは、同社のアジア太平洋地域における成長には欠かせない重要製品で、取り分けクリーンルームに用いられるニュー・シート・ラインに注目していると言う。(STAR,NST,MBT:6/19)
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