1999-06-22 ArtNo.19533
◆<星>アジア屈指の通信機器流通会社が誕生
【シンガポール】ケッペル・テレコミュニケーションズ&トランスポーテーション(ケッペルT&T)とシンガポール・テレコム(シングテル)は18日、双方の業務用通信機器部門ケッペル・コミュニケーションズ(KC)とテレコム・イクウィップメント(TE)を合併し、対等出資の合弁会社Radiance Communications Pte Ltd(RCPL)を設立すると発表した。
両社の共同声明によれば、シンガポール最大、またアジア屈指の通信機器流通業者となるRCPLの当初資本金は750万Sドル、従業員は300人以上で、7月1日から営業を開始、初年度に9000万Sドルの売上達成を目指す。
RCPLは主にルーサント・テクノロジーズ及びノーテル・ネットワークス製の構内電話交換機(PABX)やキー電話システムの流通/保守/システム統合サービスを手掛ける。
RCPLのChan Chee Kheong重役(CEO)によると、通信市場自由化の波に乗り、域内市場の開拓に力を入れる。このため向こう3~5年内に売上の40%がアジア売上で占められる見通しだ。KC/TE両社の資金力と技術力を合体した新会社は、その強力な財政基盤と技術力を駆使して中小企業や多国籍企業にエンド・ツー・エンドのビジネス・ソルーションを提供して行くと言う。(ST,BT,LZ:6/19)
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