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1999-06-22 ArtNo.19532
◆<星>NOL、普通新株と優先株でUS$5億調達
【シンガポール】ネプチューン・オリエント・ラインズ(NOL)は18日、新株と償還可能無議決権非転換優先株(RNPS)の発行により5億米ドルを調達すると発表した。
赤字経営の国営海運会社NOLの舵取りを引き受けたFlemming Jacob社長兼CEOがこの日記者会見したところによると、今回の資金調達は負債軽減と成長加速の他、国際海運会社としての性格をその株主基盤に反映させることを目指したものである。これによりNOLの資本金は15億Sドルに増資される。
第1段階では国際機関投資家と地元投資家をターゲットにSドル建ての新株が私募にかけられ、3億米ドルが調達される。第2段階では米ドル建てのRNPSが発行され、2億米ドルが調達される。RNPSは8年後に米ドルで償還されるため、ヘッジ効果を期待できる。RNPSの所持者は優先的に配当を受けられるが、議決権はなく、普通株への転換も認められない。RNPSは1株100米ドルに設定される。Sドル建て新株の発行価格に関してはマーケッティングが完了する7月23日前後に改めて発表される。新株の20%は既存株主のために留保され、RNPSは先ず既存株主にオファーされた後、私募にかけられる。ロードショーはシンガポールの他、香港、ロンドン、ニューヨーク、ボストンで催される。
NOLは7月12日に特別総会を開き株主の承認を得る計画で、資金調達手続きは8月11日までに完了する見通しだ。
調達された資金の3分の1は好収益の見込める新領域に投資され、例えば高成長が見込めるロジスティクス領域等への積極的な進出が図られる。残りの3分の2は負債軽減に当てられる。NOL本部ビル等の非中核資産の売却により得た資金も、今年度の収益回復に貢献する見通しだ。これにより負債/自己資本比率は14.6倍から2.8倍に下降、業界標準の2.5~3倍の範囲に収まると言う。(ST,BT,LZ:6/19)
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