1999-06-21 ArtNo.19524
◆<馬>新世代プロドゥア・カー、欧州大陸市場も照準に
【クアラルンプル】欧州連合(EU)の規準を満たした次世代Nippa(英国市場で販売されているプロドゥア・カーの呼称)を、2000年8月までに英国市場に投入する計画のフランチャイズ・ホールダー、プロドゥアUKは、欧州大陸に照準を合わせているもようで、新世代カンチル・カーは目下、Driver Vehicle Licensing Authority(DVLA)からナショナル・タイプの認可を得るためのテストを受けている。
しかしプロドゥアUKのIain Robertson重役(MD)は、4輪駆動のKembaraを含むNippa新モデルに関わる交渉を進めているとだけ述べ、詳細を明らかにすることを避けた。Kembaraは英国市場で好評を博しており、アナリストは向こう数年にわたり、比較的大きな市場シェアを占めるものと予想している。Nippaは約1300台が販売され、0.4%のシェアを占めており、プロドゥアUKは、35ディーラーを通じ、年間2万2000台を販売、1%のシェアを占めるのは容易と見ている。Nippaは英国市場における最も低コストの乗用車と見なされており、1マイル当たりの走行コストは13.1ペンス。
1000CCカーに対する新道路税が今月から発効するのに伴い、Nippaの販売が大幅に増加するものと予想されている。(STAR:6/17)
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