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1999-06-17 ArtNo.19496
◆＜印度＞ＩＯＣ、アブダビ石油とＴＮ州にＵＳ＄１８億製油所計画
【アブダビ】インディアン・オイル・カンパニー(IOC)はアブダビ・ナショナル・オイル・カンパニー(ADNOC)と、18億米ドル余を投じて南部インドに製油所を建設する合弁協議を進めている。
代表団を率いてアブダビを訪問中のMohammed Asad PathanＩＯＣ会長によると、目下ＡＤＮＯＣとタミールナド州Nagapattinamに年間処理能力900万トンの製油所を建設する計画を協議している。両社は各26％を出資する予定で、残りは内外の金融機関にオファーする。
ＩＯＣはクウェート・ペトローリアム・コーポレーション(KPC)と合弁で東部のParadipにやはり年間処理能力900万トン前後の製油所を設ける合弁覚書を交換したが、ＫＰＣはアジア経済危機の影響も配慮し、同事業に見直しを加えている。しかしＫＰＣが譬え参加しなくても工事は60日以内に着工される
ＡＤＮＯＣは、ＯＰＥＣの減産取り決めに関わらず、ＩＯＣとの原油及びその他の石油製品の年間供給契約を更新した。
インドの原油需要は今後急増が見込まれ、増加分は中東から調達する必要がある。ＩＯＣの中東及びマレーシアからの原油輸入は2300万～2400万トンと言う。(THBL:6/15)
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