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1999-06-17 ArtNo.19492
◆<馬>HP(M)、Mドル債で資金調達
【クアラルンプル】ヒューレット・パッカード・セールズ・マレーシアSdn Bhd(HPSM)は償還期間5年のMドル債を通じて、1億5000万~1億6000万Mドルを調達するもようだ。
HPSMはコメントを控えているが、社債は親会社ヒューレット・パッカードにより保証され、利回りは7.8%前後と見られる。某ボンド・トレーダーは、AA1の格付けからして、現実的プライスと指摘した。HP社の国際的な格付けはさらに高いが、AA1の評価には、BBBマイナスのマレシアのソブリン・レートが反映されている。同トレーダーによると、HPSM社債のプライスは、A3と格付けされたPlusの9プラス%を下回り、トリプルAの国営石油ペトロナス社債の7%を上回るものと見られる。
これまでも日系企業により発行されたMドル債は有ったものの、こうした企業は現地合弁企業のため親会社の保証はなされなかった。したがってHP社の起債は、多国籍企業のブランド・ネームを冠した初のMドル建て社債になる。
マレーシア政府は最近、企業に資本市場における起債を通じて資金を調達、銀行ローンへの依存を軽減するようしきりに呼びかけている。長期性の事業資金を短期銀行ローンにより賄ったことから多くのマレーシア企業が今回の経済危機に際して、金利の重圧に苛まれる結果を招いた。ムスタパ・モハメド第二蔵相が先週末語ったところによれば、債券を通じた資金調達はマレーシアにおける4000億Mドルの企業債務の3分の1を占めるに過ぎず、同比率を引き上げる必要があると言う。
債券市場の某プレーヤーは、「低い資金コストのメリットと政府の奨励で、今では企業は挙って債券市場に目を向けているが、認可手続きに3~6カ月を要することと、市場の吸収力が問題」とするとともに、「それにしても金融コストを5年間固定できるのは魅力」と指摘した。(BT:6/15)
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