1995-06-12 ArtNo.1949
◆<馬>ナムファット、四川省江津にタウンシップ/大橋建設
【クアラルンプル】重慶市南西約50キロの工業都市江津に有料大橋を建設中のナムファットBhd(NFB)は、新たに江津郊外にタウンシップを開発する合弁契約を結んだ。
NFBのジミー・ン・ケンジュー副社長が9日の年次総会後明らかにしたところによると、タウンシップはNFBと四川省政府の60:40の合弁事業で、江津市(人口1800万人)郊外48キロの400haの土地に向こう7年間に6期に分けて、工業不動産や住宅が開発される。同社は2カ月前に合弁契約に調印、目下中央政府の認可を待っている。タウンシップは有料大橋にも近く、25%の投資収益が期待できる。他方、NFBが70%出資するチョンチン(重慶)チンファー・ヤンツェー(揚子江)ブリッジCo Ltdが建設を請け負った江津市の南北を結ぶ12キロの大橋は98年6月30日の最終期限の1年前に完成できる見通しで、合弁会社には向こう20年間の通行料徴収が認められている。 国内ではシャー・アラムのブキ・チュラカに5億Mドルを投じて向こう5年間に18ホールのゴルフ場や387ユニットのバンガローから成るリゾートを開発する計画が進められており、同社はこれらを含め目下10億Mドルのプロジェクトを手掛けていると言う。(NST:6/10)
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