1999-06-16 ArtNo.19476
◆<馬>ヌグリ・スンビラン州、2千haのハイテク工業団地開発
【スルンバン】ヌグリ・スンビラン州はスルンバン近郊Labuに開発中の2000haのハイテク工業団地の完成に伴い一層多くの内外投資家が同州にハイテク製造拠点を設けるものと期待している。
Goodmaid Chemical Corporation Sdn Bhd(GCC)が13日催したスナワン・インダストリアル・パークの新工場開所式の席上、モハマド・イサ・アブドゥル・サマド首席大臣が語ったところによると、新ハイテク工業団地はクアラルンプル新国際空港(KLIA)にも近い連邦土地開発局(FELDA)の元入植地に巡礼基金タブン・ハジ子会社のEnstec Sdn Bhdが開発しているもので、来年のオープンに先だって既に少なからぬバイヤーの引き合いを受けていると言う。
ヌグリ・スンビラン州政府は今年初3ヶ月間に5440万Mドルの投資申請を得ており、内80.5%、4380万Mドルは外資で占められた。
一方、GCCが1400万Mドルを投じて設けた新工場では年間4万トンのクリーナーが製造される。同社は目下製品の25%を中国、香港、ベトナム、ミャンマー、フィリピン、ブルネイ、シンガポール、スリランカ、パプアニューギニア、フィージー、中東に輸出しており、新工場の完成に伴い、輸出比率を40%に引き上げることを目指している。営業額も昨年の1800万Mドルから今年は2400万Mドルに拡大する見通しと言う。(NST:6/14)
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