1999-06-15 ArtNo.19467
◆<印度>IPCL、アクリル繊維工場の操業を暫時停止
【ムンバイ】Indian Petrochemicals Corporation Ltd (IPCL)はグジャラート州Barodaにおけるドライスパン・アクリル繊維(DSAF)の製造施設を閉鎖した。
消息筋によると、同工場はここ数日操業を停止、製品在庫の整理が図られている。しかし同社スポークスマンは全ての製造施設はフル操業しており、保守のために操業を停止していた一部のプラントも今では稼働していると語った。
バローダのDSAFプラントの年間製造能力は1万2000トンで、同社は同規模のDSAFプラントを別に有する。このため合計年間生産能力は2万4000トンになる。
IPCLの他Consolidated Fibres & Chemicals、India Acrylic、JK Synthetics、Pasupati Acrylicがアクリル・ステープル・ファイバーの製造を手掛けている。
IPCLはバローダの年産2万8000トンのジメチル・テレフタレート(DMT)及びパラキシレンの製造施設の操業も停止しているが、DMT価格は間もなく回復する見通しだ。(THBL:6/11)
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