1999-06-11 ArtNo.19436
◆<印度>メガ発電事業への設備納入業者に疑似輸出ステータス
【ニューデリー】メガ発電事業に対する設備納入業者は疑似輸出ステータスを認められ、原材料輸入に際して関税免除の恩典を享受できることになった。
大蔵省の通知によれば、1500MW(メガワット)以上の火力発電所もしくは500MW以上の水力発電所の設備納入業者は特別ライセンスを取得後、一旦支払った関税の払い戻しを請求できる。
この種のメガ発電事業のための設備輸入に際しては既に関税が免除されており、今回の措置は国内の設備製造業者にまで同優遇措置を拡大したもの。
国内の設備製造業者は外国貿易総監(DGFT)に疑似輸出優遇措置を享受できる特別ライセンス(special imprest licence)を申請せねばならない。
上記の恩典を享受できる発電事業には以下のプロジェクトが含まれる火力発電:1)Kahalgaon Stage II-1500MW、2)North Karanpura STPP-2000MW、3)Barh STPP-2000MW、4) Cheyyur-1500MW、5)Hirma-3960MW、6)Krishnapattanam-1500MW、7)Pipavav-2000MW。水力発電:8)710MW Koel-Karo(Bihar)、9)510MW Teesta-V(Sikkim)、10)800MW Koldam(Himachal Pradesh)、11)800MW Parvati(Himachal Pradesh)。(ET:6/10)
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