1999-06-11 ArtNo.19430
◆<馬>バクン発電事業は実行:首相
【クアラルンプル】サラワク州におけるバクン水力発電プロジェクトは、当初の計画(2400MW)より縮小して実行、電力会社トゥナガ・ナシオナルBhdが指導的役割を担う。
マハティール首相は8日催された“世界の再生可能エネルギー会議(WREC)’99”の開幕式を主宰後以上の消息を語った。それによると現地には既に500MW(メガワット)の発電施設用建物が存在するが、より大きな規模で進める話もある。
国内経済の予想外に早い回復で電力需要はリセッション以前の水準を上回っており、より多くの発電施設が必要とされる。加えてサラワク州ではアルミ精錬事業が計画されており、この点でも低コストな電力が必要とされる。
しかし海底ケーブルにより電力を半島マレーシアに輸送する計画は、コストを2倍に膨張させることから、復活されない。替わりにサラワク/サバ両州をエネルギー集約産業の基地にすることが計画されていると言う。(NST,MBT,STAR,BT:6/9)
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