1999-06-11 ArtNo.19428
◆<星>アドミラルティ工業用地再入札価格、依然94年時の半ばに
【シンガポール】都市再開局(URA)が再入札にかけたアドミラルティ・ロード・ウエストの工場用地(6万4600平米)に3組が応札、昨年2月の入札価格を40%ほど上回ったが、依然として1994年当時の同様のプロットの価格の半ばにとどまった。
今回の各チームの入札額を見ると、シムリエン・ホールディングス/イーホン組が3824万Sドル、アルカシア・ランドが2965万Sドル、ボーステッド・シンガポール/ガスリーM&Eコンサルタンシー(S)/SHSホールディング/ヨンナムPte Ltd 組が2480万Sドルとなっている。
同工場用地は60年リース権付きで、プロットレシオは2.5倍、建築物の高さは最高61メートル。前回の入札では、僅か1社が応札したが、URAの最低留保価格を下回ったため、売却は見合わされていた。
不動産コンサルタント、コリアズ・ジャーディンのデニス・ヨー重役(ED)によると、3組の入札額は住宅開発局(HDB)/ジュロン・タウン公社(JTC)の30年リース工場用地の時価(1平方フィート18.58Sドル)と大差がないように設定されており、一番札を入れたシムリエン/イーホン組の同上22Sドルでも利益が見込めると言う。(ST,BT:6/10)
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