1999-06-10 ArtNo.19417
◆<馬>Dumex、新工場稼働で営業額25%アップ予想
【クアラルンプル】ヌグリ・スンビラン州ニライの新製造施設に5000万Mドルを投資した離乳食メーカーDumex(M)Sdn Bhdの今年初5カ月の営業額は、昨年同期比25%アップした。
DumexのBjorn Lynggaard Olesen重役(MD)が7日語ったところによると、同期のこうした健全な成長は維持できる見通しだ。
床面積1万5872.3平米の新工場は缶入りと袋詰めのDumex Infant Formula、Dumex Follow-up Formula、Dumex 1Plus、Dumex 3Plus、Dumex 6Plus、Dumex Full Creamを1日合計10万ユニット製造でき、プタリンジャヤの旧工場の2倍の製造能力を有する。同工場は昨年9月に試運転を開始、同年12月からフル稼働している。新工場にはオフィス、検査/研究施設/コンピューター化された缶詰・袋詰めライン/倉庫施設が設けられている。
この日はヌグリ・スンビラン州のモハド・イシャ・アブドゥル・サマッド首席大臣の立ち会いを得て、Dumexの新工場とEast Asiatic Co(EAC)のロジスティクス・センターの合同開所式が催された。
EACグループ重役(MD)を兼ねるDumex MalaysiaのMark A. Wilson会長によると、KL国際空港に近く、ハイウェイ等のインフラが整備されていることが、ニライをDumexの新工場とEACのロジスティクス・センターの拠点に選んだ理由。
総コスト2700万MドルのEACロジスティクス・センターには、野積みスペース/冷蔵室/保税倉庫/天蓋・レベラー付き17ドック施設、ワイド・グリッド、2万パレット保管施設等が備えられている。(STAR:6/8)
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