1999-06-08 ArtNo.19386
◆<馬>パナソニック、M$8000万投じインフラ強化
【プタリンジャヤ】ナショナル・パナソニック・マレーシア(NPM)Sdn Bhdは今年7000万~8000万Mドルを投じてインフラストラクチャーの強化を図る。
モリオカ・ブンロク重役(MD)が1日催されたIBMマレーシア及びMesiniaga Bhdとのビジネス・プロセス・トランスフォーメーション(BPT)プログラム調印式後語ったところによると、こうしたインフラ投資にはセントラル・ウェアハウジング、クアンタンの新支店開設、コンピューター化、ビジネスの再構築が含まれ、投資資金はNPM自身の内部資金で賄われる。NPMの昨年の営業額は8億8800万Mドルを記録、今年は10億Mドルに達する見通しだ。
BPTプログラムの下、IBMとムシニアガはNPMの流通/倉庫部門からマーケッティング、セールス部門に至るまで、ビジネス・プロセスの再編と簡素化を支援する。同再編の過程では最適な情報技術(IT)の応用が図られる。これに伴い同社の大部分のセールスマンはノートブック・コンピューターを携帯、セールスマン相互にまた本社との間で情報をシェアすることになる。
NPAはまた今年10月にはそのディーラーにPANA2000ソフトウェアを支給する。これによりディーラーはオンラインによる発注やセールス状況のチェックができると言う。(NST,MBT,STAR:6/2)
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