1999-06-07 ArtNo.19368
◆<馬>エンテク、HDD部品市場の15%のシェア目指す
【ペナン】ハード・ディスク(HDD)機械部品を多国籍企業に納入するクアラルンプル証取(KLSE)二部上場企業Eng Teknologi Holdings Bhdは今年世界のHDD部品市場の少なくとも15%のシェア獲得を目指す。
ペナン拠点のエン・テクノロジーズ・グループのアルフレッド・テー重役(MD)が3日催された年次総会後語ったところによると、今年上半期の事業は好調な伸びを見ており、同社はアクチュエーター・アセンブリー、ボイス・コイル・マグネット・ポール、HDDベイス、エンジニアリング部門向け中規模製造ビジネス等、幅広い事業展開を通じて、その地歩の強化を図る。同社は昨年、世界市場の12%のシェアを獲得したが、今年は予想される世界電子産業の17%の成長に乗じて、一層の事業拡張を図る。HDDに関しては今年は世界的に1億6000万~1億7000万ユニットが生産される見通しだ。
昨年の営業額は115%増の1億5120万Mドル、営業利益は162%増の3250万Mドル、税引き利益は2390万Mドルを記録、1株益は164%増の83.4Mセントをマークした。こうした中で、同社は証券委員会にKLSE二部から一部への格上げを申請したと言う。(STAR:6/4)
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