SEAnews 1995-06-10 ArtNo.1936

【クアラルンプル】マレーシアは電気／通信ケーブルやガス／水道管専用のトンネルシ・ステムを導入する計画で、この種のトンネルの建設・保守事業は民営化される見通しだ。
エネルギー通信郵政省のモハマド・アリ・ハッサン次官が8日催された“ユーティリティー・アンダーグラウンド・マッピング・システム”に関するセミナーで語ったところによると、第1期工事ではスパンとプトラ・ジャヤのニュータウンが対象となり、プロジェクトの請負企業は、トンネルの使用料を徴収し、建設や保守の費用に当てることになる見通しだ。これにより市街の道路が公益事業工事の度に掘り返され、交通渋滞を引き起こしたり、ビル建設工事等で誤って電気・通信ケーブルが切断されることも無くなると言う。この日は、東京ガスのコンピュータ・マッピング・センターも“トータル・ユーティリティー・マッピング・システム”を紹介した。(STAR:6/9)