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1999-06-04 ArtNo.19358
◆＜印度＞ピアジオ、ＬＭＬとの技術提携破棄
【ムンバイ】イタリヤの二輪車メーカーPiaggio SpaはＬＭＬ Ltdとの技術協力協定を破棄した。
ピアジオがボンベイ証取に報告したところによれば、ＬＭＬとの合弁契約及び他の関係する協定全てを破棄した。
これによりＬＭＬはピアジオ商標を用いることも、ピアジオから新たな技術支援を受けることもできず、例えば、4ストローク・エンジンや無公害エンジンに関わる新技術は剥奪される。このため新たな技術提供者を求めざるを得ない。しかしピアジオはＬＭＬ権益を維持、取締役会における代表も引き上げていない。Piaggio Vespa BVとPiaggio CSPAは合わせてＬＭＬの23.6％の権益を握っており、これはSinghania一族の持分と同率だ。残りのシェアは金融機関と一般投資家が保持している。
ピアジオはこれ以前に国際商業会議所(ICC)にSinghania一族との紛争を提訴するとともに、Greaves Ltdとの新たな二輪車／四輪車合弁事業に着手していた。(ET,IE,THBL:6/3)
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