1995-06-10 ArtNo.1934
◆<馬>工具/型工業事業の外資出資率上限を60%にアップ
【クアラルンプル】マレーシア政府は工具/型工業の発展を促す狙いから、関係プロジェクトに対する外資の出資率上限を60%に引き上げた。
ラフィダ通産相が8日催された“インダストリー・トレードフェアー・マレーシア(ITM)95”の開幕式で明らかにしたところによれば、この種のプロジェクトには輸出比率規制も適応されず、製品を全てのPKA(プリンシパル・カスタム・エリア)、保税倉庫(LMW)、自由貿易地域(FTZ)に供給することができる。また製品の80%以上が輸出される場合は、依然として外資出資率に関する現行法に定められた恩典を享受できる。今日国内で必要とされるモールド/ダイ製品の75~80%が輸入に依存、特に大型で複雑な製品は専ら輸入に依存している。この種の製品の輸入額は88年の1億7180万Mドルから93年の6億5510万Mドル、94年初11カ月の7億2570万Mドルに急増したと言う。(NST:6/9)
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