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1999-06-02 ArtNo.19330
◆＜印度＞ステート・バンク、ＩＰＰに５９１７クロー融資
【ムンバイ】インド最大の商業銀行ステート・バンク・オブ・インディア(SBI)はこれまでに独立電力供給業者(IPP)に総額5917クローの貸付を約束しており、最早運転資金融資が同行のブレッド＆バター・ビジネスではなくなったことを窺わせている。
業界筋によると、ＳＢＩは今やインド産業開発銀行(IDBI)等の中期貸付金融機関とＩＰＰ市場のシェアを争っている。ＩＤＢＩのＩＰＰ融資は1万2000クロー(延べ払い保証を含む)、以下、インド産業信託投資会社(ICICI)8000クロー、インド産業金融公社(IFCI)6500クロー、インド・インフラストラクチャー開発公社(IDCI)1700クローと続く。
ＳＢＩのインフラ部門への融資約束は1万1100クローだが、ＳＢＩのV Janakiraman重役(MD)は、同行はエスクロー口座に関するモデルを既に立案しており、他行も同モデルを採用するものと予想されると述べるとともに、19999／2000年度には少なくとも2000クローを実際にインフラ部門に貸し付けると語った。また中央銀行が4月発表の新金融政策において固定金利貸付を認めたことから、法人向けにこの種のローンを積極的に提供する方針という。(IE:5/31)
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