1999-06-02 ArtNo.19329
◆<印度>ソニー/LG、フラット・スクリーンTV市場のシェア競う
【ニューデリー】フラット・スクリーンTVが、インドのトップ・エンドTV市場における競争の焦点としてスポット・ライトを浴びている。
先週金曜(5/28)ソニーは、「フラッター・ザン・ザ・フラティッスト」のキャッチ・フレーズを配した平面ブラウン管搭載テレビ“WEGA(ベガ)”の2ページ大の広告を主要紙に掲載したが、韓国のLGエレクトロニクスも同日やはり主要紙に「ノー・アザーTVウィル・ビ・フラッター・ザン・ディス・エバー」の見出しつき1ページ大のFlatronTVの広告を掲げた。ソニーの29インチ型ベガが5万6990ルピーであるのに対し、LGのFlatronは1000ルピーのプレミアム付き。
LGエレクトロニクス・インディアの幹部は、同社は年内にFlatronをインド市場紹介する予定だったが、ソニーがその製品を発表するのに対抗して、計画を早めたとしている。また価格については同社の製品はソニーに勝る多くの機能を備えているためと語った。
ソニーは4月からすでに25インチと29インチの出荷を開始、さらに最近は21インチモデルも発表している。LGの29インチ・モデルは今週インドの主要都市で発売され、21インチ・モデルも間もなく発売される予定と言う。一方、韓国のサムソンも7月にはやはりフラット・スクリーンのTantus flat TVの発売を予定している。(IE:5/31)
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