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1999-06-01 ArtNo.19304
◆<星>海事産業、船舶修理ビジネスの堅調維持
【シンガポール】シンガポールの海事産業は、中東や中国の造船所の脅威に晒されているものの、船舶修理/改造ビジネスの比較的大きなシェアを引き続き維持できる見通しだ。
シンガポール海事産業協会(ASMI)のHeng Chiang Gnee会頭が先週木曜(5/27)催された年次総会後語ったところによると、シンガポール業界は今後も域内のロー・コスト造船所の脅威を受け、マージンは世界的趨勢に従い縮小し続けるものと見られる。
昨年(1998)は厳しい年だったが、シンガポール海事産業の営業額は38億6000万Sドルと、前年比13.5%アップした。この内船舶修理業務は19億9000万Sドルと、全体の52%を占めた。
シンガポール海事港湾局(MPA)の統計によると、昨年は前年を14隻/140万総トン上回る2901隻/2844万総トンの船舶が修理のためにシンガポールに寄港した。この内半ばは専ら修理のために寄港したもので、同数字は前年を106隻を上回る。この他、全体の約35%が修理と荷役のために寄港した。
造船部門の年間売上は9億1800万Sドルと、海事売上全体の約24%を占めたが、1997年の10億3000万Sドルを下回った。昨年引渡が行われた新造船は前年を25%下回る97隻にとどまり、総トン数も24万1096総トンから12万9497総トンに下降した。
オフショア部門の売上は9億5600万Sドルと、引き続き全体の約25%を占め、中でもリグ建造ビジネスは、オフショア石油/ガス産業の高水準なリグ稼働率に支えられ、昨年上半期に業績の改善を見た。
造船会社がより多くの契約を獲得したことから、海事業界の就業数は3万1800人と、前年比10%純増した。この結果、労働者1人当たりの付加価値生産は3万2900Sドルと、1.8%下降した。
シンガポールの造船業界は中国とインドの同業者との競争に晒されているが、来年は第1世代の双胴タンカーが、最初の検査を必要とし、VLCC(very large crude carrier)も5番目の点検時期を迎えることから船舶修理部門の見通しは明るい。
しかし益々熾烈化する国際競争環境下、海事業界は組織再編や戦略提携を通じた成長の維持とリソースの最適化を図る必要があると言う。(BT:5/28)
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