1999-05-31 ArtNo.19294
◆<馬>プラスチック成形のプレスティージ、米国市場開拓目指す
【ペナン】バターワース拠点のエンジニアリング・プラスチック射出成形会社プレスティージ・ダイナミクス・インダストリーズSdn Bhd(PDISB)は米国市場の開拓を目指し、ISO9000認定証の取得を図っている。
PDISBのTan Wee Ming重役(操業担当取締役)がISO9002認定証取得記念式典の席上語ったところによると、多国籍企業向けにプラスチック型やプラスチック部品の製造を手掛ける同社は、ジェネラル・モーターズ、クライスラー、フォード等の米国自動車メーカーにも製品を納入することを望んでいる。しかし同目的を達成するには、先ずIS09000認定証を取得する必要がある。このため今年末までにISO9000の認定申請を行い、来年の創業10周年までに認可獲得を目指す。同認定証が手に入れば、国際市場への進出が容易になる。目下、ビジネスの50%は自動車産業、22%は電子産業、14%はコンピューター産業、13%はオーディオ機器産業、1%は通信機器産業に関わっている。
同社の営業額は一昨年の1420万Mドルから昨年の960万Mドルに下降したが、今年は1500万Mドルを見込んでいる。今年4月の営業額は前月比50%アップしており、通年の売上目標達成は可能と言う。(STAR:5/29)
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