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1999-05-28 ArtNo.19284
◆<印度>クアルコム・システム不合格でMTNL立ち往生
【ニューデリー】Mahanagar Telephone Nigam Ltd(MTNL)のデリーにおけるワイヤレス・ローカル・ループ(WLL)システムの拡張計画は、Indian Telephone Industries(ITI)により納入されたQualcomのシステムが電信局(DOT)の品質基準を満たせなかったことから立ち往生している。
MTNLは現在デリー地区にWLL技術を応用した1000回線のネットワークを有するが、6カ月前に同ネットワークに9000回線を追加すると発表、その後ITIにクアルコム・システムの据え付けを求めていた。しかしDOTの検査業務を担当するTelecom Engineering Centre(TEC)はITIにより納入されたシステムはDOTの技術的仕様を満たしていないとし、試運転を行うことを禁じた。MTNLはこのためITIに対してクアルコムに協力を求め、早急にDOTの規準を満たすよう指示した。
MTNLは最近5万回線のWLL機器の資材調達入札を募集したが、業界消息筋は、クアルコムの機器がDOTの規準を満たさなかったことから、MTNLは今回の入札で調達した機材により、デリーの需要を満たさざるを得ないと見ている。
ITIはクアルコムとインドにおける関係機材の供給及びアフター・サービスに関する覚書を交換している。
TECの報告によれば、クアルコムのシステムはコール・コントロール・プロセッサー(CCP)がDOTの規準を満たしておらず、自動コール・バック機能や悪意の電話の傍受機能も備えていない。またクアルコムは最近インフラストラクチャー部門をエリクソンに売却しており、アフター・サービスに支障を来す恐れもあると言う。(ET:5/26)
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