1999-05-28 ArtNo.19280
◆<馬>工業用ファスナーのチンウェル、工場自動化に注力
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)一部上場を目指すChin Well Holdings Bhd(CWHB)は向こう2年間にその工場を全面的に自動化し、工業用ファスナー領域における国際プレーヤーを目指す。
CWHBのSunny Tsai Yung Chuan重役(MD)が25日催された公募抽選会後語ったところによると、工場自動化が完成すれば、生産能力は50%アップ、営業コストは40%削減される。
目下製品の70%以上が輸出されているが、Mドル相場の下降に乗じ輸出を一層拡大、また2003年のASEAN自由貿易地域(AFTA)の誕生に備える。営業額は1998年度の1億4800万Mドルから向こう2年間に10%ほど拡大する見通しで、今年度は少なくとも昨年並みの1億4800万Mドルが見込まれる。
CWHBは普通株1159万株を1株1.60Mドルで公開、内1065万7000株が公募された。応募倍率は5.61倍だった。(STAR:5/26)
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