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1995-06-10　ArtNo.1928

【シンガポール】良好な労使関係と人材管理の模範とされてきたシェル・イースタン・ペトローリアムがシンガポールにおける営業100年の歴史上恐らく初めての首切りを行う。
シェル・スポークスマンがＢＴ紙に確認したところによれば、ブコム島製油所エンジニアリング部門の再編に伴い67のポストがカットされる。通常の定年退職、駐在員の帰国、配置転換等の処置後、依然として29人の余剰が生じ、これらの者は96年4月までに適当なポストが見出されなければ、解雇されることになる。29に中9人は管理職、20人は非管理職で、解雇の場合は相応の補償がなされるという。先月はモービル・オイル・シンガポールも、本社が当地従業員60人の削減を計画していることを明らかにしており、国際石油業界の人員削減の動きがシンガポールにも波及したようだ。(BT:6/6,ST:6/7)

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