1999-05-27 ArtNo.19271
◆<印度>タタ・インダストリーズ、1万クロー・プロジェクト推進
【ニューデリー】タタ・グループの新ビジネス開拓の機関車を務めるTata Industries Ltd(TIL)は総額1万700クローのプロジェクトを推進している。
これらには、傘下のTata Communications、Tata AutoComp Systems(TACO)、Information Technology Park、Tata Strategic Management Group(TSMG)、Tata Petrodyne、Oriental Seritech等が進める電気通信/自動車部品/工業パーク/経営コンサルタント/石油探査/シルク関連プロジェクトが含まれる。
TILのKishore Chaukar重役(MD)によると、個々のプロジェクトを立案し、キャッシュの出入りを予想するのは容易だが、様々な段階の様々なプロジェクトの必要資金を見積もるのはそう容易ではない。TILはベンチャー・キャピタル、公開公募、その他の金融手段を通じて必要資金を調達する計画で、様々なオプションのメリットとデメリットを検討している。もし魅力的条件でプロジェクトへの資本参加を希望するものが有れば、この種の提案も検討する。
TILのShailesh Rajadhyaksha財務担当GMによると、これらのプロジェクトは1~7年の間に実行に移され、それぞれの年の投資額も決して均一ではない。
信用格付け会社Crisilによれば、TILの長期返済能力はAA(high safety)、固定金利プログラムはFAA(highest safety)に格付けされている。
TILは、Tata Sons、Tata Electric Companies、Tisco、Telco、Tata Chemicals、Tata Tea、India Hotels Co等のタタ・グループ企業により80%所有され、残りの20%は香港拠点のジャーディン・マセソン・グループが握っている。(ET:5/25)
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