1999-05-26 ArtNo.19248
◆<馬>半導体機器のマイクロ・メカニクス、アジア・ビジネス拡張
【ペナン】米系半導体機器メーカー、Micro-Mechanics Technology Sdn Bhd(MMTSB)は精密工具に対する良好な需要から、マレーシア国内だけでなくタイ及び中国における業務の拡張を計画している。
Paul A.P. Ooi副社長兼取締役が23日語ったところによると、マイクロ・メカニクスは半導体パッケージング業界向けの幅広い工具を製造/販売している。これらには、交換可能ラバー・チップ、高温プラスチック・ピック・アップ・ツール、カーバイド・ダイ・コレット、射出針、接着剤投与ノズル、ボンド・ワイヤー・クランプ、精密カスタム・ツーリングが含まれ、4000品目以上のパーツも直接もしくはディストリビューターを通じて販売している。
同社は最先端の機械設備に継続して投資するとともに、キー・セミコンダクター・プロセスやツール製造ノーハウの開発に照準を合わせている。
ペナンでは、稼働率がほぼ100%に達した製造工場の拡張に500万Mドルが投じられ、従業員も80人ほど追加される。世界的にハイエンド精密工作機械に対する需要が高まっており、MMTSBの営業額は11年前にマレーシアに進出した当初の25万Mドルから1400万Mドルに拡大した。
ペナン工場の拡張により営業額は2000万Mドルに拡大する見通しだ。MMTSBは半島マレーシア南部に新工場を設け、地元の需要に応じることも計画している。
目下同社はシンガポール、タイ、フィリピン、米国に工場を設けており、7月には中国に新オフィスがオープンすると言う。(STAR:5/24)
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