【ニューデリー】インド商務省はオーストリア/チェコ/ロシア/ルーマニア/ウクライナから輸入されたシームレス鋼管及び熱間圧延製品に対するダンピング調査を開始した。
調査の対象とされているのは、外径2/3ミリ以下もしくはボイラー/ラインパイプ/カスティング/チュービング用鉄鋼及び非合金鋼管と熱間圧延製品。今回の調査はMaharashtra Seamless Ltd、New Delhi、Kalyani Seamless Tubes Ltd、Indian Seamless Metal Tubes Ltdの訴えに基づくもので、Remi Metals Gujarat Ltdの支持も得ている。また陳情者は、Tata Iron and Steel Co Ltdも低価格の輸入品の影響で操短を強いられていると主張している。これらの企業を加えるとインドの関係製品製造の88.28%を占めることから、反ダンピング調査の規準を満たしていると言う。(THBL:5/23)