【ティルバナンタプラム】ケララ州政府はプロモーターを見出すのが困難なことから総コスト6000クローと見積もられるメガ石油化学プロジェクトを、数日中にも国際入札にかける見通しだ。
州政府はKasargod区北部に1800エーカーの土地を準備し、年間50万トンのエチレンや同25万トンのプロピレンを製造できるナフサ・クラッカーの他、100MW(メガワット)の発電施設も設ける計画だ。
同プロジェクトは当初、ムンバイ拠点のTaparia groupが新会社Sri Krishna Petrochemicals Ltd(SKPL)を通じてKerala State Industrial Development Corporation(KSIDC)と合弁で進めるはずだったが、アジア通貨危機の影響で遅延、州政府はその後オマーン拠点のTechnical and Commercial Development Corporation(Tecodev)をパートナーに選んだ。しかしTecodevは最近になってオマーンの政治状況からこの種の大型プロジェクトを進めるのが困難になったと表明していた。(THBL:5/21)