1999-05-24 ArtNo.19221
◆<馬>ケンウッド、地元部品使用率を60%にアップ目指す
【タンポイ】ケンウッド・エレクトロニクス・テクノロジー(M)Sdn Bhd(KETM)はジョホール州タンポイ工業団地に研究開発(R&D)施設を備えた新工場が完成したのを機会に、地元部品使用率を現在の40%から60%に引き上げる計画だ。
KETMのイシダ・コージ重役が18日ラフィダ通産相を招いて催された新工場の開所式で語ったところによると、床面積3万2851平米、従業員2300人の新工場では目下年間160万セットのホーム・ビデオ機器と260万セットのカー・オーディオ機器が生産されている。
同社は向こう3年間にさらに5500万Mドルを投じ、独自のエレクトロニクス・デザイナー・チームを組織する計画だ。同チームのメンバーは日本人60人、マレーシア人260人から成る。
同社の1999年3月期年商は12億Mドルで、今年度は14億Mドルを見込んでいると言う。(STAR:5/19)
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