【ストックホルム】指導的な情報通信技術(ICT)プロバイダーを目指すEricsson Telecommunications Sdn Bhd(ETSB)は、大手企業や政府方面の通信需要に応じる製品/サービスやソルーションを提供するため、新たなパートナーを物色している。
エリクソンが第3世代ワイヤレス・テクノロジーの開発を記念して先週催した国際シンポジウムに出席するのに先だってETSBのWan Mohd Saleh Mahmood副社長が語ったところによると、同社の既存パートナーもその発想を転換し、単に製品/サービスやアフターケアを提供するだけでなく、顧客のニーズに応じ、通信システムの統合やカスタマイズを手掛けるため、関係技術を修得せねばならない。
例えば、最近獲得したユニバーシティー・サバ・マレーシアの新キャンパス構築契約では、パートナーが開発プロジェクトの75%に貢献することになる。既に同社の一部パートナーはこうした方向を積極的に志向していると言う。(STAR:5/20)