1999-05-20 ArtNo.19195
◆<印度>政府、1200クロー・モデル送電事業に着手
【チェンナイ】インド中央政府は光ファイバー・ケーブルを用いた送電網を7地区に設ける1200クローのモデル・プロジェクトに着手する。
Rangarajan Kumaramangalam電力相によると、これら7地区には主要4都市の他、Trichy、Ahmedabad、そしてLucknowが含まれる。
チェンナイにおけるプロジェクト・コストは200クロー、Trichは100クローと見積もられ、資金は州電力局(SEB)へのローンもしくはPowergrid Corporationにより直接提供される。
既存の通信ケーブルに並行して光りファイバー・ケーブルが敷設されるが、この種の技術は欧州で既に実用化されている。同システムは送電コストの低減、エンド・ユーザーの負担軽減に寄与する。
タミールナド州は既にこの種のモデルを採用しており、今回のプロジェクトでもリード役を務めるものと期待されている。なお今年12月までに実施される予定だった送電計画は、新政府により実行に移されると言う。(ET:5/18)
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