1999-05-19 ArtNo.19179
◆<印度>フォード、Nashik工場でのエスコートの生産停止?
【ムンバイ】フォード・インディアLtd(FIL)は、マヒンドラ&マヒンドラ(M&)のNashik工場におけるフォード・エスコートの生産を停止、1999年6月1日をもってM&Mのグランド・アーマダ(2.5L/4WD/プジョーXD3エンジン/57万ルピー)の生産拡張に道を譲るもようだ。
M&M筋によれば、グランド・アーマダの需要は拡大しており、同社は現在の月間200台から450台に生産を拡大する計画だ。しかしフォード筋はまだ決定は下されていないとしている。
FILはNashikでの生産が停止されれば、マライマライの新工場にエスコートの生産拠点を移すものと見られる。同工場では、コード名C195の新車、あるいは3ボックス・フィエスタの生産が予定されているが、エスコートは当面20台ほどが生産される見通しだ。
インド自動車製造業者協会(AIAM)の発表によれば、1998/99年度のエストートの販売台数は前年の6451台から3233台に半減した。
一方、フォードは今年11月に発売を予定するC195を初年度に2万5000台販売することを目指していると言う。(ET:5/17)
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