1999-05-19 ArtNo.19174
◆<馬>フォード・ディーラー、向こう2年間にブーム再来予想
【クアラルンプル】地元フォード車ディーラーのFord Concessionaires Sdn Bhd(FCSB)は年初4カ月に商用車500台と乗用車150台を販売、先行きも楽観している。
FCSBのアレックス・チャン重役(GM)が15日催されたパシル・グダン・ショールーム/パーツ&サービス・センターの開所式の席上語ったところによると、上記の合計650台の車両は、全国16のショールームを通じて販売されたものだが、国内にはこの他独立のフォード・ディーラー19社が存在するため、年初4カ月の国内フォード車販売台数は同数字を上回る見通しだ。
国内の自動車産業は過去18カ月にわたる低迷から回復しつつあり、フォード車の国内需要も向こう2年間に拡大に転じる見通しだ。FCSBはこのため、向こう1、2年間に500万Mドルを投じて、国内の全ショー・ルームをアップグレードする。
一方、地元のフォード車組立/流通業者AMIMホールディングズSdn Bhdは今年通年で同社の商用車と乗用車の販売が昨年比少なくとも25%成長するものと予想した。
AMIMのRichard Canny重役(MD)によると、同社は非国産車カテゴリーで、向こう1、2年間にフォード車をトップ・スリー・セラーに仲間入りさせる計画だ。同社の売上の70%は商用車で占められていると言う。(STAR:5/17)
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