1999-05-19 ArtNo.19169
◆<星>コンピューター局、コミュニティー・コネクションお披露目
【シンガポール】国家コンピューター局(NCB)は、シンガポール拠点の情報技術(IT)企業グループ、オンライン・テクノロジー・コンソーシアム(OTC)が設けたバーチャル・コミュニティー“Community Connection”を通じて、エレクトロニク・コマースを振興する計画だ。
NCBが先週末発表したステートメントによれば、コミュニティー・コネクションは、アジア最大のインターラクティブ・バーチャル・コミュニティーで、マレーシア、インドネシア、タイ、香港を含む域内諸国の異なるバーチャル・コミュニティーやサービスの共通のプラットフォームを務める。
各仮想コミュニティーのメンバーを結合することにより、ユーザー・ベースの臨界質量を実現でき、また共通インフラの利用によりユーザーのオペレーティング・コストを引き下げられる。
コミュニティー・コネクションはEメール・サービス、セル式電話/ペジャー・ユーザーのためのアジア地域をカバーするインターラクティブ・ワイヤレス・インターネット・メッセージ・サービス、チャット・チャンネル、ライブ・ディスカッション、電子掲示板等の便宜を提供する。
OTCは、これまで複数のエクサイティングなウェブ・サイトの開設を支援してきたが、コミュニティー・コネクションのイニシアチブの下、これらのサイトの幾つかをグローバルなサイトに生まれ変わらせる。
コミュニティー・コネクションは目下13のバーチャル・コミュニティーのホストを務めている。ユーザーはこれらのサイトに単一のIDとパスワードでアクセスできる。OTCは2000年までにコミュニティー・コネクションのユーザーを100万人に拡大させる方針だ。
先週土曜にはサンテク・シティーでコミュニティー・コネクションのワン・デー展示会が催された。(BT:5/17)
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