1999-05-18 ArtNo.19167
◆<印度>Wipro、パソコン・モデル一新、新工場建設
【バンガロール】WIPRO Infotechはウィプロ・スーパー・ジーニャス・ブランドの再構築を目指す戦略の一環として向こう3ヶ月間にホームPC(パソコン)を発売するとともに、Pondicherryの既存工場に隣接して新工場を設ける。
Wipro LtdのArun Thiagarajan副会長によると、ホーム・マーケット向けエントリー・レベルのPCは、同カテゴリーとしては初めてのもので、向こう数週間に価格、特徴、流通等の詳細が決定される。
法人バイヤーとホーム・バイヤーをターゲットにした、それぞれ強力なブランドを持つと言う目標に基づき、異なるブランドを設けることも検討されているが、依然として結論には至っていない。また別個のサーバー・ブラントを設けることも検討されているが、ワークステーション/サーバー領域におけるサン・マイクロシステムズとの協力関係は維持される。
一方、10クローを投じた新工場はは1年内に準備できる見通しだ。既存工場では2万5000台のコンピューターが製造されており、生産量は2倍に拡大される。新工場では専らウィプロ製品が製造される。
インテル・チップを使用するか否かは未定だが、いずれにしても顧客が満足する価格の実現が優先される。1999/2000年度ハードウェア及びハードウェア・サービスの売上は1000クローを見込んでいる。1998/99年度のそれは712クローだった。(ET:5/15)
|