1999-05-17 ArtNo.19144
◆<馬>中央銀行、旅行者に対する為替統制を緩和
【クアラルンプル】マレーシア中央銀行は、旅行者に対する為替統制を緩和した。居住者及び非居住者は5月15日以降、1000Mドルを超える額を国外に持ち出す際、あるいは国内に持ち込む際に、その額を申告しさえすればよくなった。
これ以前には、居住者と非居住者は離境時あるいは入境時に、額の多少に関わらず所持するMドルの額を申告せねばならなかった。これには旅行小切手も含まれていた。
中央銀行のステートメントによれば、居住者の場合国外に持ち出す外貨が1万Mドルを超える際には、外貨の額も申告することが求められる。しかし居住者が海外から持ち込む外貨については申告する必要がない。
非居住者は、国内に持ち込む、あるいは国外に持ち出す外貨の額が2500米ドルを超える際には、その額の申告が義務づけられる。
中央銀行は、これによりビジネス/観光旅行者の不便は大幅に軽減さるとしている。(STAR,ST,BT:5/14)
|
|