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1999-05-12 ArtNo.19102
◆<印度>MUL顧客、予約金134クローの返還要求
【ニューデリー】最高裁が首都圏(NCL)における新規登録乗用車にユーロⅠ(1999年6月1日以降)及びユーロⅡ(2000年4月1日以降)排ガス規準の遵守を義務づけたことから、Maruti Udyog Ltd(MUL)は、首都圏における6500人を超える購入予約者のほとんど全てから予約金の返還請求を受けている。
MULのディーラー筋によると、6500台を超える車両がNCL内で予約されており、向こう数週間に引渡が行われる予定だったが、これらの大部分の者が解約と予約金の返還を求めている。これらの予約者は車両価格の全額を前払いしており、その総額は134クローにのぼる。
MULの車両はユーロⅠ規準も満たしていないことから、排気システムの改造に伴う引渡の遅れとともに、約3万ルーピーと見積もられる改造コストが追加徴収される可能性があるため。MULのNCLにおける車両引渡は5月1日以来ストップされており、同社は引渡の遅延期間には9%の利子支払いを保証している。
これまでNCLでは月間平均7000台のMUL車両が販売され、約1万人がMULの車両販売やサービスに関与してきたが、これらの者は5月1日以来、失業状態に陥っている。多くのディーラーは給与支払いに窮しているが、何時状況が改善されるか、今のところ見通しはつかないと言う。(ET,IE:5/10)
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