1995-01-18 ArtNo.191
◆<馬>プンチャク社、水道事業市場開拓で裏口上場計画
【クアラルンプル】スラゴール州水道局(ジャバタン・ブカラン・アイル・スラゴール:JBAS)の民営化を引き受けたプンチャク・ニアガ(M)Sdn Bhdは全国規模の水道事業会社となるため、クアラルンプル証取(KLSE)への裏口上場を計画、目下その機関車を物色している。
プンチャク・ニアガ社のロスリ・イスマイル会長が16日に催された8000万Mドルの借款契約調印式後語ったところによれば、同社はマレーシアにおける水事業のスーパーマーケットとなることを目指しているだけでなく、海外市場開拓の機会も探っている。同社は昨年9月にスラゴール州の水処理施設30カ所の内の27カ所の向こう26年間の経営を引き受けたが、州政府はスラゴール川水供給事業第2期計画下の日量9億5000万リッター水処理プラントの金融・設計・施工・経営・管理・保守も同社に委ねた。同社は来年から3年間に2期に分けてそれぞれ日量4億2500万リーッターの水処理施設を建設する計画で、そのコストを10億Mドルと見積もっている。(NST,NS,BT:1/17)
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