1999-05-11 ArtNo.19089
◆<印度>電信局/鉄道省、広帯域光ファイバー長距離網で提携も
【ニューデリー】国内長距離電話事業市場が開放される2000年1月1日に向け、電信局(DOT)が、鉄道省と手を組み民間企業と競争する可能性が高まっている。
鉄道省幹部はDOT側からの提案を受け、初歩的交渉を進めているもようだ。DOTは鉄道軌道に沿って広帯域光ファイバー長距離ネットワークを構築、DOTの既存ネットワークの不足を補うことを希望している。
ザ・レイルウェイズは最近同様の通信網構築プロジェクトへの民間の参加を求める入札を募集しているが、DOT筋によれば、ザ・レイルウェイズは民間企業に替えてDOTをパートナーにすることができる。公共部門2者の提携は公共インフラと公共ファンドの最適な利用を実現する。
DOTはザ・レイルウェイズとの提携に関しては極めて柔軟な姿勢を保っており、ザ・レイルウェイズは全く資金を注入しないことも可能だ。鉄道軌道用地上のケーブル敷設権を合弁事業への出資に代えることができ、新資金の注入はDOTが引き受ける。これに対して全国ハイウェイに沿ってケーブルを敷設すると、インド全国ハイウェイ局(NHAI)に一定額の使用料を支払わねばならないと言う。(THBL:5/8)
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