1999-05-11 ArtNo.19085
◆<印度>産業界のビジネス情緒顕著に改善:インド産業連盟
【ニューデリー】インド産業界は、中央政界の先行き不透明に関わらず、楽観的見通しを抱くものが顕著に増加している。
インド産業連盟(CII)が国内各部門の企業165社を調査したところ全体の38%の企業が向こう6カ月間(1999年4-9月)にビジネスの改善を予想、悪化を予想するものは22%のとどまった。また40%のものは変化なしと回答した。
半年前に行った同様の調査では改善を予想したのは16%にとどまり、これに反して悪化を予想するものが47%に達していた。また37%が現状維持を予想した。
向こう半年間に利鞘の改善を予想するものは31%(22%)、現状維持は34%(29%)、悪化を予想するものは35%(49%)と、括弧内に示した半年前の調査結果に比べやはり改善が見られる。同様に小売販売については改善42%(28%)、現状維持51%(50%)、悪化7%(22%)と続く。生産水準については拡大を予想するものが89%に達し、下降を予想するものは僅か11%にとどまった。(IE,ET:5/8)
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