1999-05-10 ArtNo.19061
◆<星>副首相、Clob株問題の早期解決努力確認
【シンガポール】シンガポールの店頭市場セントラル・リミット・オーダー・ブック(CLOB)で取り引きされた株式の所有権に疑問の余地はなく、シンガポール証取(SES)中央預託機関とマレーシア証券清算自動化ネットワーク・サービシズ(MSCANS)が昨年9月に合意したClob株のクアラルンプル証取(KLSE)における取引に関する合意は、シンガポールのビジネスマンAkbar Khan氏を含む民間部門の提案により影響を受けない。
リー・シエンロン副首相は6日の国会答弁で以上の考えを語るとともに、Clob投資家は、アクバル氏や他のものの買収提案を受け入れる必要はないと保証した。
副首相はClob投資家が空売りや投機活動により、マレーシア株を暴落させたとするマレーシア側の主張を数字を挙げて論破、SESがKLSEとの合意に基づいて、マレーシア中央預託機関にCLOB投資家の口座を設け、これらの投資家の所持するマレーシア株のKLSEにおける取引をマレーシア側に認めさせる努力を続ける考えを確認した。(ST,BT,LZ:5/7)
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