NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1999-05-07 ArtNo.19055
◆<印度>最高裁のユーロⅡ判決で、石油業界も震撼
【ニューデリー】デリー市内で2000年4月1日以降に登録される乗用車にユーロⅡ排ガス規準を義務付けた最高裁の判決は自動車メーカーを震撼させただけでなく、石油会社の勢力地図にも激変を生じさせそうだ。
国営石油会社の中にはユーロⅡベンゼン・レベルを満たしたガソリンの製造施設を有するものはなく、Reliance Petroleumが今年6月に試運転を開始するJamnagar plantだけが、同規準を満たしたガソリンを製造できるに過ぎない。
自動車燃料としてのガソリンはIndian Oil Corporation、Hindustan Petroleum Corporation、Bharat Petroleum Corporation等の国営石油会社により製造・流通させられているが、これらの企業により提供されるガソリンのベンゼン含有率は5%で、ユーロⅡの2.5%、ユーロⅢの1%を遙かに上回る。このため石油会社らは目下、新基準を満たすガソリンを製造するためのアップグレードに必要な投資額の見積もりを急いでいる。石油会社はこれまで2000年までにベンゼンの含有率を3%に引き下げることを目指してきた。
消息筋によれば、石油会社はこの種のアップグレードに多額の投資を必要とするだけでなく、工事に少なくとも1年半を要する。
デリー市内の120万台の自動車により消費されるガソリンは年間70万トン、1999/2000年の全国消費量は前年比6%増の590万トンと見積もられている。(ET:5/5)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.