1999-05-05 ArtNo.19020
◆<馬>フィリップス、近くチューナーの研究開発開始
【クアラルンプル】オランダ企業ロイヤル・フィリップス・エレクトロニクスの100%出資子会社フィリップス・セミコンダクターズは、通信機器や消費用電子製品用チューナーの研究開発(R&D)業務をマレーシアに移転、マレーシア国内及びアジア太平洋地域の顧客のニーズに応じる。
フィリップス・セミコンダクターのRuud v.d Linden取締役が2日語ったところによると、チューナーを跳躍台に他の製品のR&D業務を手掛けることも計画しているが、それには技術者とよく訓練された労働者を必要とする。
マレーシア・ビジネスは昨年8%の成長を遂げ、同社の1998年度売上(18億米ドル)に10%貢献した。今年は同比率を20%に拡大する計画だ。フィリップス・セミコンダクターはまた親会社フィリップス・エレクトロニクスの48億米ドルの営業額の10%に貢献している。フィリップス・セミコンダクターのアジア太平洋地域営業額は昨年8%の成長を見た。アジア太平洋地域の半導体市場は昨年5%の縮小を見たことから、アジアにおける同社の市場シェアは前年の6位から3位にアップ、世界的には8位にランクされていると言う。(MBT:5/3)
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