1999-05-04 ArtNo.19007
◆<馬>変圧機会社アラブ・マレーシアンSGB、輸出に本腰
【クアラルンプル】地元企業Arab-Malaysian Development Bhdとドイツ企業Starkstorm-Geratebau GmbH(SGB)が2500万Mドルを投じて設けた合弁変圧機メーカー、Arab-Malaysian SGB Sdn Bhdは、輸出の拡大を通じて向こう2年間に25%増の3500万Mドルの年商を達成する計画だ。
Arab-Malaysian SGB Sdn Bhdのクリストファ・ホーン重役(MD)によると、最近オーストラリア、ドイツ、シンガポール、アラブ首長国連邦、その他のASEAN諸国からの受注が拡大している。このため同社はマーケッティング戦略に修正を加え、マレーシアを拠点にアジア太平洋地域市場の開拓に本腰を入れる。現在は製品の10%のみを輸出している。
国内では電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)、サラワク・エレクトリシティー・サプライ・コープ、国営石油会社ペトロナス、シェル、BASF、その他の石油/ガス/石油化学関連産業用ユーザーを主要顧客としてきたが、最近のリセッションを経て、輸出市場の開拓に照準を合わせる戦略を導入した。目下、年間2000万Mドルと見積もられる国内市場の25%のシェアを占めていると言う。(MBT:4/29)
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