1999-04-30 ArtNo.18974
◆<馬>シャープ・ロキシー、さらにM$2千万追加投資
【クアラルンプル】シャープ・ロキシー・エレクトロニクス・コーポレーション(M)Sdn Bhd(SRECM)は1200万Mドルを投じて拡張したばかりのジョホール州Batu Pahatの工場施設に来年さらに2000万Mドルを追加投資する。
SRECMのテラダ・ヒロシ重役(MD)によると、マレーシア進出18年のテレビジョン製造会社はBatu Pahat工場で間もなく、ビュー・カム・キャメラ、液晶ディスプレー(LCD)プロジェクターの製造を開始する。今回の1200万Mドルの投資は、これら2製品の製造施設を増設するためのもの。ビューカムVL-EG30Uの生産は5月から、LCDプロジェクターXV-C1の製造は6月から、それぞれ開始され、製品は99%輸出される。
ビューカムは米国、カナダ、メキシコに、LCDプロジェクターは欧州、日本、アジア、中東に、輸出される。ビューカムは当面月間1万ユニット、2000年4月までに同5万ユニットを生産、LCDプロジェクターは当初月間2000ユニット、2001年までに同1万ユニットの生産を目指す。
ビューカムの昨年の年間世界需要はアナログ750万ユニット、デジタル210万ユニット、合計950万ユニットと見込まれ、今年は各700万ユニット/280万ユニット、合計980万ユニットと予想される。同需要は2001年には1050万ユニットに達する見通しだ。(NST:4/28)
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