1995-06-07 ArtNo.1897
◆STコンストラクション、<緬>空港拡張工事請負で覚書
【バンコク】シンガポール・テクノロジーズ・インダストリアル・コーポレーション(STIC)子会社のシンガポール・テクノロジーズ・コンストラクション(STC)は5日、ミャンマー政府と総額5億Sドル相当のマンダレイ空港拡張工事の請負に関する覚書を結んだ。
STCの発表によれば、プロジェクトにはボーイング747やエアバス340のような広胴型航空機の離着陸可能な滑走路の建設が含まれ、完成すれば毎時2000人の旅行者を処理できるようになる。工期は2年だが一部工事はそれ以前に完成し、空港の部分使用が可能となる。正式契約は数カ月以内に調印できる見通しだ。 またSTICグループはミャンマー投資を積極化する計画で、目下工業パーク、倉庫、商業ビル、サービス・アパート等の開発に関して交渉を進めている。既にヤンゴン近辺に500haほどの工業区開発候補地を選定しており、実現すれば日本企業を中心とした電子会社や軽工業企業の誘致が図られると言う。(ST,BT,LZ:6/6)
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