SEAnews 1999-04-29 ArtNo.18954

【シンガポール】地元企業Accord Express HoldingとFamous Freight Forwardingの65：35の合弁に成るAccord Famous Distri Centrが2600万Ｓドルを投じてチャンギに建設するディストリ・パークの起工式が26日催された。
Accord Express HoldingsのHenry Tan重役(CEO)によると、ディストリ・パークは来年8月までに稼働する。ディストリ・パーク・プロジェクトには、経済開発局(EDB)のローカル・エンタープライズ・ファイナンス・スキームの下、1500万Ｓドルが融資された。
席上ＥＤＢのLiew Heng San重役(MD)が語ったところによると、製造業界はデザインや製造業務に専心し、ロジスティクスやサプライヤー・マネージメント、ディストリビューション・マネージメント等の非中核業務はアウトソーシングに依存するのが世界の潮流になっている。ＥＤＢはシンガポールをアジアの総合的ロジスティクス・ハブにすることを目指しており、地元企業の有望なプロジェクトには共同出資も引き受ける。ＥＤＢは同戦略に基づきＰＬＥインベストメント・スキームの下、Accord Expressに12％(S$210万)出資している。
ＡＦＤＣの主要顧客には、インド拠点の国際的ベアリング・メーカー、SKF Asia-Pacificが含まれ、ＡＦＤＣはディストリ・パーク完成後、ＳＫＦにサード・パーティー・ロジスティクス・サービスを提供する。ＡＦＤＣはＳＫＦとの契約だけで初年度に250万Ｓドルの売上を見込めると言う。(ST,LZ:4/27)